いろいろな事情があるのだと理解できなくはないのだけど、総理の挨拶はなんかこうなんかこうね。
そして意外と早めに朝ドラに切り替わってしまったのは残念だった。
最後まで中継してからでも良い気がするのだが。
ネットでも同時中継してたっぽいんだけど気づかなかった。こちらは最後までやったのだろうか。
NHKでは「証言で知る ヒロシマ・ナガサキ」って特集ページがある。
NHKが保管している原爆についての証言等を資料として公開している。映像と音声なので、活字を読みたくない人でも触れやすい資料だ。
また今年の夏のヒロシマ・ナガサキ特集番組とテレビの放送予定をまとめて見られる。
そこでETV特集「“原爆スラム”と呼ばれた街で」を見逃していたことに気づいてちょっとへこたれている。
今年、大田洋子さんの「夕凪の街と人と−1953年の実態」を読んだ。
東京に住む作家である主人公が、自身の身内が住む基町住宅(戦災者のための住宅)や、原爆スラム(河川敷等住宅地でない場所に勝手にバラックを建てて多くの人が住んでいた)を取材のような形で訪れるさまを描いた小説で、小説ではあるけれど、物語の主人公は被爆者でもある作者本人だろうし、この作品自体、しっかりと取材して書かれたルポルタージュでした。
広島への原爆投下後、被害状況や原爆の恐ろしさについては色々な所で目にしたり耳にしたりするものの、ギリギリの状態で生き残った人々がそこでどのように生活していたか、どう生活せざる得なかったか、置かれた状況についてあまり詳しく知る機会がなかったが、この作品にはそれらの事が詳細に、主観的に、客観的に、空気感や匂い、触感すら伴って記録されていました。
それもあって、この番組の放送があるの知ってたら見ていたのになと…アンテナ鈍い。
次の再放送の機会に期待したい。
とりあえず今日はドラマ「夕凪の街 桜の国」を見たいと思う。
こちらの原作は、こうの史代さんのマンガで、上記した大田さんの作品とは関係ないのよな。
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