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水の代わりに日本酒で仕込んだお酒を貴醸酒と言いますが、「紫八咫」は、そうしてできた貴醸酒を使って作る貴醸酒になります。
今回飲ませてもらったのは、H22年の貴醸酒でH23年に醸造したお酒との事。(裏ラベルの説明より)
香りはメロンぽいけど熟成感あって厚みがあるけど爽やかさもあり。
味も甘み旨み濃いめで、でも口ざわりまろやか。
後味にクセのある渋みというか苦みなのかが残るのがまた良い。
なんかこう不思議なんですが、口に含んだ瞬間は、甘口の白ワインのようなクリアさもありつつ、味わうとフルボディな赤ワインぽさもあるんですよね…とても面白い経験でした。
ちょっと高級なメープルシロップ感もあったかも。
感想ひっくるめると、めっさ美味しいお酒でした。
と、そんな感じで、とても丁寧に作られた美味しいお酒ですが、再仕込貴醸酒を更に何年も寝かせた日本酒なので、やはりとても高価なお酒になります。(一般的な日本酒と比べて高価ではあるのですがかけられた手間と時間を想像すると安いくらいなのかもです)
そんなに手間と時間をかけた高価なお酒なら絶対に美味しいはず!と思いがちなのですが、日本酒の場合、高価であればあるほど人を選ぶ味というか「誰もが美味しい」ではなく「万人に好かれずともこれが良い」を追求する中でどうしても高価になってしまう銘柄もあり、紫八咫はどちらかと言えばその方向の日本酒なのかなと個人的には感じました。
∴ 美味しさとお値段の費用対効果は好みによるけど、好きな人はもうこれじゃないとあかん味。
私個人は、当初は一度会えただけで満足…と思ってたんですが、日を追うごとに出会えるならもう一度会いたいなってなってる。
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