2020年08月16日

戦争は女の顔をしていない1/小梅けいと

 第二次世界大戦中の旧ソ連軍の退役女性兵士の実録インタビューをまとめた書籍「戦争は女の顔をしていない/スヴェトラーナ アレクシエーヴィチ著」をいつか読もう読もうと思いつつもいつかがこない中、ふいにマンガ化されたので、ではこちらを、と読んだ次第。

 当たり前なんだけど。想像はしていたんだけど。内容重たい。
 マンガ1冊、普通のページ数、なのですが…読み始めから読み切るまで2か月かかった。
 読み進めるのにパワーがいるというか、心に体力がないと余裕がないとなんかこう読めなかった。
 文章だけなら淡々と読めたのかな、同じように時間がかかってしまうだろうか。
 インタビューそのものは事実でそれだけでも力があるのだけど、くわえて絵の力、表現が、事実を増幅させて情緒をゆさぶってくる気がする。
 表現の違いで受け取る感覚が違ったりするのかな、それとも同質なものなのか、やはりいつか原作を読んでみたい。
 つかこのいつかも来なそうな気がするけど、なるべく実現したい。
 でも絶賛気力体力時間推しに全振り期間なので、しばらく後になるとおもうけどでも読むよ。
 いろいろ思うことありつつも、時間をかけて読むだけの価値はあったと思うので2巻がでたら読みたい。

 この時期、個人的には日本の国内向けの戦争関連本を読むことが多かったので、当時の他国の女性兵士の体験に触れることができたのは新鮮だった。
posted by しむ2 at 10:36| Comment(0) | 読書とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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