2019年08月21日

お盆とか終戦の日とか。

 今年のお盆は祖母の新盆だったのだがしかし、すぐに一周忌があるので帰省はせず、自宅でほんのりお供えやらトミカの初回限定版ビートルなどを精霊馬として設置しつつ、一応お立ち寄りの際にお使いください的な待ちの姿勢でいたりした。
 お墓参りは少し前に帰省した時にしてきたし。また行く予定だし許して欲しい。>懺悔タイム終了


 お盆がきて終戦の日もきて、戦争をテーマにしたドラマや特別番組がたくさん放送されていて、やはり率先して毎年見てしまう。

 その中でもEテレで放送された『映画「ひろしま」』が、これまでの人生の中でみた戦争映画の中で一番生々しく言葉もグイグイ刺さってきて、身近に感じられないとかそう言う感覚も置き去りにして、否応なしに現実をグイっと目の前に差し出されたような、とにかくシンプルに圧倒的な力がある映画だった。

 映画なのだけど、まるで記録映画のようだった。
 この映画は、長田新が被曝した子供たちの体験手記をまとめた文集『原爆の子〜広島の少年少女のうったえ』を元に脚色された物語らしいので、事実を元にしたフィクションって括りになるのかもだけど、原爆症の主人公の回想パートになるのかな、原爆投下の映像から先、30分くらいの映像に関しては、実際あの日にフィルムを回してたのでは?と思わされるような空気感があり、まるで記録映画のようだった。
 スタッフも出演者も関わる全ての人が、原爆とはなんぞを細部まで再現し伝えるべく情熱を注いで作られた「あの日」なんだと思う。

 この映画の放送にあたり、特番として「忘れられた“ひろしま”〜8万8千人が演じた“あの日”〜」って放送もあったんだけど、これみるとがれきや日用品、衣服等、実際当時被曝したものが数十万点、市民から寄せられ、集められ、劇中で使用されていたというので、エキストラの方々の体験だけでなく、あの風景そのものにもあの日の実在の片鱗が練りこまれていたのだと知る。

 冷戦時代、反共産主義の砦だった日本では、左翼、共産主義を取り締まりまくられてて、朝鮮戦争起きたら、トルーマン原爆使うかもとか言い出すし、原爆の事みんな知らな過ぎかよ!また子供を戦地に送る事になるんかよ!って流れで、日教組が組合でお金集めて作った映画との事で、出演していた子供だった方々のインタビューみると、出演してたら、アカと呼ばれた、周りの大人から進学就職に響くから深入りするなと言われたって話とか、子供の純粋に平和を願う気持ちが、日教組等の大人たちのイデオロギーを達成するために政治利用されたと感じで距離を取ったとか…当時の時代背景を考えると、ガチガチの反米反戦映画だったのかなとも思いつつ、ただ純粋に広島で起きた事を知って欲しい、自分たちの苦悩を知って欲しい、ただただこんな事は二度と起きて欲しくない等、平和への願いを持って参加出演した人の気持ちとしては、そこが引っかかって大手配給会社がこの映画を上映しなかった事実はショックだったんじゃないかなって思ったり…反米色が強いとされたシーン、原爆を落とす飛行士の告白を朗読する部分、日本人はアメリカの新兵器のモルモット実験に使われたというセリフ、原爆被害者の頭蓋骨を掘り起こしアメリカ人に売る描写、等があるんだけど……もちろんこれがあってこそ、という気持ちもあるのだけど、ここがなくても伝わる映像ではあったんだよな…原爆の悲惨さ恐ろしさは絶対に伝わったはずで。
 とは言え、数々の人たちの想いや情熱をこめて作った作品、折れるなんでできないよなとも思う。
 どこに重きを置くか…というのは、携わった人たちそれぞれ違ったかもしれないなとふと思ったりする。 

 原爆投下8年後の広島の中学校から始まる物語なのですが、原爆症(放射線誘発性の白血病と思われる)を発症した女生徒が、最近の広島では、銀行前の死の影(人影の石)を顧みる人はいない、軍艦マーチが街に流れているのがかなしいと。
 また戦争が起きるのではないかという悲壮と不安を込めたモノローグに、8年でもう戦争風化してる感じなのかっていう驚きがあり、またこの女生徒の担任の教師は、戦後広島に赴任してきた設定なんだが、あんま原爆の事知らないんだよな…アメリカ占領下では民主化の妨げになるような反米をあおる情報、広島(長崎もなのかな)の原爆関連の言論は潰されて多っぽい描写、また広島でも原爆症は知られておらず、被爆者は原爆症で自分はいつ命を落とすかと恐怖を抱いているのに、体調不良を訴えると、原爆を鼻にかけてる、原爆に甘えてると言われる、ABCCは診察だけで治療はしない、被爆者は体の不安、体調不良から、仕事もなく貧困にあえぎ、何も悪くないのにケロイドを隠してひっそり生きている等、被爆者の抱える問題をしっかり描写していて、この辺りは、当時大々的に上映されていて欲しかった情報だったんじゃないかと思ったりした。

 全然感想がまとまらず…なんにしても今回、この映画が地上波で編集なく放送されたのは良かった。良かったってなんか軽いけど、この映画の存在全然知らなかったのでほんとこれはもうみんな見るべきと思うんだよ…今の時代だからこそってのはあると思うんだ…
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2018年02月28日

カーリング面白いね。

 チーム青森がフィーバーした頃に、一応カーリングのルールは覚えたものの、五輪と世界選手権(時々国内大会)等、大きな大会を中心にほんのりしかテレビ観戦しないにわかでライトなファンとまでいかないレベルのなんとなくカーリングスキーな私でしたが、今回のオリンピック中のLS北見の試合は、予選から11試合まるっとテレビ観戦。
 つか、いつもNHKかBSで観戦してたイメージだったんですが、今回は民放でも予選リーグの放送があったんで忘れず見れた所もあった気がする。16年に世界選手権で準優勝したチームだからこれまでの五輪よりは力が入ってたんでしょうかね。

 予選リーグ前半は、LS北見の勝ちが多かったせいもあるのかもですが、試合内容もまた絶妙に面白かったんですよね。パワーバランスが拮抗した試合が多かったというか。後半ストーンを削った後はちょっと調子を崩して強豪国に連敗と言う流れもありましたが、立て直してきた準決勝の韓国戦は最高に良い試合だったし、その後の3位決定戦イギリス戦もまた勝負所まで我慢して我慢して抜群のタイミングで反撃、最後はなんというか、互いのミスが勝敗を分けた形なのかもですが、そこまで込みで本当に面白い試合だった。
 予選リーグからちょいちょいね。LS北見は重要な局面で、相手にプレッシャーかけつつ、あえて相手に次の選択をゆだねるようなショットを選ぶことがあったんですが、これがなんか素人からしたら良くわからんけど気が付いたら良い感じに転がってってるって感じがあって。
 人事を尽くして天命を待つではないのですが、なんだろなー、よくわからんけどこういう感じの作戦好きだってなーっていう漠然とした好印象がつもりつもって、気が付いたらLS北見のカーリング好きってなってました。ほぼほぼファンか。
 あとは、どんな不利な状況下でも、最後の一投まで勝ちを模索する姿勢にときめきを覚えたというか。それに関してはカーラーみんなそうなのかもしれないんだけど、なんだろ……なんかこの大会のLS北見はなんかこうその感じがすごかったんだよ。>ボキャブラリーがない
 結局何が言いたいかというと、素人なのでよくわからんかったけど、超試合楽しく応援できてて、かつ銅メダルとかすげえ!LS北見おめでとう!!って思いました。

 それといままでぼんやり見てたけど、ショットの正確さだけじゃなくて、スイーピング技術もとても重要なんだなってのも改めて理解できたので、個人的にカーリングの理解レベルが少しあがった気がして嬉しい。

 あと、解説の石崎さんの説明が今まで以上にわかりやすかったのも、試合観戦楽しめた理由の一つだったし、目黒さんもどこかの番組でお見掛けしたので、個人的にカーリング知識の原点のチーム青森に在籍してた人を見られてうれしかったりもしました。

 LS北見のこの人気がカーリング普及につながるといいな。
 っていうか青森のカーリング場も体験カーリングとかできるのかな。
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2017年12月27日

特定復興再生拠点区域って?

 先日テレビで、福島の「特定復興再生拠点区域」で、初の除染作業が始まったというニュースを見かけました。
 興味がないと正直なんぞ?ってニュースかもしれないのですが、復興庁のHP読んでざっくりまとめると、

 H29年5月に、福島復興再生特別措置法の改正で、将来にわたって居住を制限されるはずだった「帰還困難区域」内でも、市町村長が「特定復興再生拠点区域」を設定して、その区域内の環境整備 (除染やインフラ等の整備)の計画を作成申請して内閣総理大臣の認定を受けられれば、その計画が実施できるぞって言う、特定復興再生拠点区域復興再生計画ってのが始まってて、現在、福島の双葉町、大熊町、浪江町が申請、認定を受けてるそうで、そのうち一番初めに認定を受けた双葉町の「特定復興再生拠点区域」で、その計画、除染やインフラ等の整備が始まったYO!ヽ(´∀`)ノってニュースなわけで。
 もっとざっくりいうと、もう帰れないと思ってた町に帰る道が示されて、物理的にそこに向かって物事が動き始めたわけなので、なんかさらっとしかニュースやってないけど、すごい事だと思ったの。

 秋頃、石巻に行った流れで福島方面もドライブしたのですが、その時、常磐道の浪江ICから降りて、帰宅困難区域内の国道6号を通りました。6号は、浪江町(ICから114号→6号沿いは帰宅困難区域外)、双葉町、大熊町を横断している道路だった事もあって、上記ニュースで、国道付近の風景を思い出したので、ついでに書いとく。

 正直、仕事でもないのに、物見遊山か不謹慎だなとか思われそうな気もするんだけどでも、知らないのは嫌なのですよ、行かないで危ない危ないしか言わないのとかなんか嫌なんだよ、行けるところは全部行って自分の目でみたいんだよ。と思うので、通ってみました。
 それとその先にあるJビレッジの場所も知りたかったのもあったんだけど。寄付してもらった宿泊半額券をいつか使う日の為に。

 浪江ICから降りて、114号通って国道6号に入ってすぐの辺りは、帰宅困難区域外なので、車の往来も結構あった印象、元々あった店舗系の建物をそのまま使った会社事務所がいくつかあるように見えました。一見しまむらなんだけど、公用車がいっぱい並んでる的な。外を歩いてる人を見かけたわけではないのだけど、人が住んでいる、働いている、そんな空気感がありました。
 その後、帰宅困難区域にはいると、当然だけども通るのは車ばかりだし、国道からの脇道の全てに立ち入り禁止の柵があるし、道路に面した民家の玄関全てに金網の柵が設置され、民家の庭木が力強く成長しまくってたり、コメリもガススタもJA的な建物も何もかも、とにかく人の気配がない街並みが続く光景が、胸にガンガン刺さってくるので、何があったわけでもないのに、本気でしょんぼりモード全開になりました。
 そんな精神状態で国道を走り続け、「さくらモールとみおか」の明かりを見つけた時、なんか泣けそうなくらいの安心感が沸いてきました。ようやく人の営みが見える風景に出会えたみたいな。
 距離的にはちょっとの差なんですよね。でもものすごく違ってて。
 特定復興再生拠点区域の除染が始まるって事は、人の気配が消えてしまった場所に、再び人の営みが戻ってくる第一歩ってお話なので、正直完全部外者なのだけど、なんだか嬉しい気持ちになったのです。

 個人的には、年末にいいニュースが聞けたと思った。
posted by しむ2 at 17:14| Comment(0) | TVとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月14日

幻の原爆ドーム

 無駄に長くてまとまってないけどいいのです。個人的な覚書なのです。

 去年8月9日って題名で書いた日記で紹介したyahooニュースがありまして。
 内容としては、オバマ米大統領が現職の大統領として初めて広島の地を訪れたがしかし、そこに長崎の被爆者は参加する事は叶わなかった、ここで2つ目の被爆地である長崎の意味を見つめ直したい、という記事。
 で、その記事の主旨はちょっと置いといて、その記事の中で、本来長崎にも広島の原爆ドームと同じく被曝遺構(浦上天主堂)があったが、戦後十数年たった頃、議会などの強い反対があったにも関わらず、撤去されてしまった。って感じの内容と共に、そのきっかけとして、アメリカのセントポールから長崎に姉妹都市提携の話が舞い込み、アメリカ国務省関連の機関の仲介で、長崎市長が渡米した後、市長の考えが急に撤去に傾いた…がしかし市長の心変わりの理由は謎って感じで、アメリカから圧力があったと想像するしかない書き方をされてらしたので、昨年この記事を読んだ時には、なんとか残す手段はなかったのかなー等と思ったりしました。
 記憶を語り継ぐためには、やはり象徴となるものがあった方がよかったんじゃないのかなと。

 で、先日「幻の原爆ドーム ナガサキ 戦後13年目の選択」ってNHKの番組を見つけ、その辺りが説明されるのかなと思い、録画視聴した次第。

 導入として、
 現在長崎には、原爆の当時の被害を感じるものがないが、当時は長崎にも原爆ドームがあった。
 それが、東洋一の教会と言われた、浦上天主堂。
 日本の信徒の上に、キリスト教徒を抱えるアメリカが原爆を落とした。凄惨で皮肉な記憶を刻む遺構となるはずだった。
 しかし終戦から10年以上経った頃、突然取り壊すことに。
 街では反対運動が巻き起こり、市議会も大荒れ。
 取り壊しを主張したのは、長崎市長と、教会のトップ(当時の司教)、二人とも渡米歴があり、アメリカから圧力があったという噂もあった。
 って感じの説明があり、その取り壊しを主張した二人の詳細に迫っていく流れでした。
 この後、遺構となるはずだった天主堂を取り壊し、同じ場所に再建された新しい浦上天主堂と、そこで日々祈りを捧げているカトリック教徒方々の姿が映ったんだけどもね。
 正直、私この時点で、取り壊して正解だったんじゃないかなって気持ちになったんだよな……。
 どんな宗教でもおそらくは祈りの場って超大事じゃないですか…そこがずっとこの番組曰くの「凄惨で皮肉な記憶を刻む遺構」として保存され続ける痛々しいその姿を日々見続けなきゃならないって、なんの拷問だよ?って思ってしまったんですよね…(´・ω・`)

 つーても感情論は置いといて。
 とりあえず理由はなんぞ?と番組を見続けたわけですが。

 まず、長崎では8年にわたって保存にわたって議論が行われてて、天主堂は、取り壊さず、将来の為に保存すべきって流れで話が進んでいて、市長も司教も一度も異を唱えてなかったのに、ある日、突然異を唱えた。と。
 そこで、どこからかの莫大な力と金の存在があったから、天主堂は壊されなければならなかった的な噂が持ち上がる。その情報の出所が、当時市の職員で議会の担当者だったので、信ぴょう性があるって、まことしやかに語り継がれている雰囲気だった。また、アメリカの宗教の象徴である天主堂の上空で原爆炸裂したら禍根を残すから、アメリカにとっては大変な事、一刻も早く抹殺したい的な意見もあったりしつつで、当時この疑惑がマスコミを騒がせ、街にも広まってたそうで、その理由として、二人とも意見を翻す前に渡米していた事があげられる。と。

 で、市長に関しては、全米を1か月訪問していろいろ回ってたそうで。
 中でも熱烈な歓迎だったのは、長崎と姉妹都市だったセントポール。
 同じ頃、第五福竜丸の事件(アメリカの水爆実験)で、原爆の被害についての意識が高まり、当時の大統領アイゼンハウアーは、日本との姉妹都市提携を推進してたとか。
 つまり被爆地長崎と姉妹都市提携で、アメリカ離れを食い止めたかったのではと。(同じ時期、フィラデルフィアが広島に姉妹都市を申し出ていた)
 広島長崎は核兵器の恐ろしい象徴、アメリカ政府は、原爆被害に光を当てる日本国内の動きを懸念、忘れさせる方向にもっていきたかった。って背景はあったらしい。
 ただしその背景が、天主堂を壊したこととつながるかは、不明との事。

 で、司教は何しに渡米してたかというと、天主堂を再建するために寄付を募りに行ってたそうだ。
 寄付を募るにあたり、ミネソタの新聞等には、原爆の痕跡を消し去りたい、長崎の人々はアメリカに怒ってない等のコメントを出してたらしいが、それは募金のための地ならしの意味もあり、切羽詰まった気持ちでそういったのではないかと、彼を知る人がコメントしてた。
 寄付は思うように集まらず、帰国から2年後、建設が始まるも、日本でも金策は思うようにいかず、簡素な建物になったようですが…。

 再建するにあたって司教は、浦上天主堂を壊して同じ場所にと言っていた。
 なぜ同じ場所にこだわったのか。

 ある信者さんの話として。
 天主堂のある場所は、信者にとって特別な思いれのある場所。天主堂が経っている丘は、昔の庄屋さんの屋敷跡で、浦上のカトリック教徒の先祖は、250年間毎年正月になったら踏み絵に行っていた。踏み絵をしてから、神様に謝る、そんな弾圧に耐えた場所であり、それに耐え、大正14年にようやく完成したのが、浦上天主堂と言う事だった。
 司教もそうだけど、キリスト教徒のみなさんの思い入れもまた深いはずで。
 また、信者さん話の中、原爆を忘れたいという、浦上の人たちの気持ちもあった、神様からのバツなのかと苦しむ人も多かった、廃墟を見るたび、苦しんだ信者もいたかもしれない。神様を恨んでいる人もいましたね、真面目に信仰しているのにと。
 安心して集まれるお祈りできる場所を信者たちも望んでいただろうし、司教さん自身も強く望んだのでは。という言葉が、司教本人には確認とれないけど、遠くない答えに思えました。

 ここまで市長が取り壊しを決断した理由はわからず仕舞いなので、昭和33年の会議録に何かないかしら的に紹介された、市長の発言が以下。

 原爆の飛散を物語る資料としては、適切にあらずと、平和を守るために存置(そんち)する必要はない。
 原爆の資料という意味と、これにまた観光の資源の一つとして考えるならばそれもまたいいんですが、だから積極的にこれを取り払わねばならないという意思は持っておりません。しかし教会が再建されることが支障をきたすということであれば、平和を守るために、信者の立場からいったならば、取り払いたいという希望をもった方もあるわけなんです。だからそういう意思に反してまでも、残すという考えは持っておらないとこういう趣旨でございます。

 とか。
 
 市長のご遺族の方から、
 現在すべきことが他にある(残す事以外の)、復興が第一と思ったのでは。
 浦上の方は被曝中心地で、早く復興しなければと配慮すべき場所であると考えていた。
 また、市の財政は厳しく、被爆者への支援は十分ではなかった。
 廃墟を遺構として残すには莫大なお金が必要だった。
 って話があり、また、
 市長は原爆投下の日、浦上に行く予定が変更になって一命をとりとめた。
 9日に行っていればもう自分はたぶん生きてない、8日に行ったのは何か神のご加護、自分は自分のみのためでなくは世のため人の為に生きると口癖のように言っていたと。

 番組はこれでおおむね終了の兆し。
 つまり明確な答えは見つからなかったという結論。
 司教が取り壊しを推進した事に関しては、納得のいく理由があるように感じつつ、やはり世の中的な問題は市長がなぜそう思い、決断したか、なのだけど…想像するよりほかないのよね。

 番組の締めに、廃墟(浦上天主堂)の写真集を作る時に寄せられた市長の手記が紹介される。

 新しい天主堂建設という敬虔にして聖なる念願による撤去とは言え、哀惜の念は断ち難いものがある。原子爆による長崎の被害建造物中代表的なものは浦上天主堂の廃墟であった。そして色々な意味でこれだけは長く保存したいと思ったものである。

 これ聞く限り、市長個人としては本当は残したい派だったかもしれない。
 
 個人的にこの番組見る限り、アメリカの介入はあったのかもなとか、むしろそれありきから、再建の話が動き始めた方が自然かもとかいろいろ考えたりしたけど、何もかもが想像でしかないのでこのままもにょもにょにする。
 結論としては、理由はどれでもよいかなと感じてしまいつつ、番組冒頭の思い通り、個人的には長崎の原爆ドームは幻になって良かったんではと思うのよね。ガチガチの感情論ですが。

 たとえ象徴になるものがなくても、以下のような取り組みで忘れられることなく伝え続ける事もできるのではとかね。思うので。

 ナガサキノート
 リンク先は、朝日新聞長崎版の連載「ナガサキノート」から、1945年8月9〜10日に爆心地数キロ圏内にいた人を中心に約150人について、証言から推測される足取りを地図上に再現、開始ボタンにより再生できるサイトです。足取りと共に証言も読める仕様になってます。

 ただ爆心地公園には、今でもしっかりと、原爆に耐えた天主堂の柱がちゃんと残ってるわけで。
 それに関しては、残しつつ、伝えていって欲しいっていうか、いつか見に行きたい。
posted by しむ2 at 22:03| Comment(0) | TVとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月07日

いろいろ考えた週末。

 ここ数年、地域発ドラマ(NHKの地方局が制作するドラマ)が結構作られていて、その題材は各地色々あるのだけど、広島の場合は「ヒロシマ8.6ドラマ」という冠で、テーマを原爆関連に限定して制作してるとか。
 そう言えば数年前、『一番電車が走った』ってドラマをみたけどそれと同じシリーズのドラマなのねと、8月5日に放送されていた『ふたりのキャンバス』を見た次第。
 (全国再放送は5日だったけど、本放送は8月1日に中国地方のみで放送)

 『ふたりのキャンバス』は、広島市立基町高等学校 創造表現コースの生徒が、被爆体験証言者と共同で取り組んでいる、被爆体験を聞きそれを油絵で描くという、実際に行われている事業を元に制作されたドラマ。

 ざっくり説明すると。
 広島の高校の美術コースにいる主人公(小芝風花)は、憧れの同級生(中村ゆりか)が「被爆体験証言者に話を聞きながら1年をかけて原爆の絵を描く」事業に参加すると聞き、自分も参加してみる事にした。
 いざ参加してみると、主人公は話を聞く事になった被爆体験証言者(近藤正臣)と、互いになかなか分かり合えず、ギクシャクした関係が続く。
 主人公にとって、証言者の話は日常からほど遠く想像しがたく、逆に証言者からすれば、どう話をしてもなかなか伝わらない、言葉を尽くしても本当に伝わるのかどうか、もどかしさを感じており、なかなか距離は縮まらず、絵の方もうまく進まない。
 一方で、主人公と憧れの同級生は、証言者との対話の難しさ、絵を制作する難しさを共有する中、仲良くなっていくのだけど、仲良くなったがゆえの衝突が起こり、仲たがいする。
 しかしそこで主人公に助け舟を、再び友人と向き合うきっかけの言葉をくれるのが、証言者のおじさんだったりして、胸熱。
 主人公と証言者は、紆余曲折ありながらも、何度も何度も対話を繰り返し、互いに理解を深め合い、語られる体験が少しずつ絵として形作られていく。
 そして、最後には無事、絵が完成。
 最後の場面、絵の展示会場で描きあげた絵を、主人公と証言者が晴れやかな表情で眺める。その後の二人のやり取りが秀逸で、主人公が(証言者の)記憶に近づけられたか?と尋ねた時に返された言葉にぐっと心を掴まれる。ざっくりと文字起すと以下な感じで、

 いいえ、記憶とは違います。でもこれでええんです。
 あの瞬間を写した写真が残っていたとしても、私の記憶とはきっと違いますけ。
 この目で見たあの日は、私の頭の中だけにある、私だけのもんです。

 そして「あんたの絵が、ええ」と、しみじみ付け足す。
 
 なんかこうね。
 原爆の記憶の継承みたいな事って、方法から何からいろいろ賛否あると思うんだけどもさ。
 こういうことだよなって思ったのよ。ドラマ見てて。
 根本は原爆の記憶の継承じゃないっていうか、実はそこがただの取っ掛かりで、そもそも人間同士どんなに対話した所で絶対分かり合えない部分ってのがあって、更に世代が違うと対話をあきらめてしまいがちなんだけど、それでも分かり合う事をあきらめずに対話していくことができれば、そういう機会が設けられれば、原爆の記憶は絶やしたらダメみたいな押し付けにならず、無理なく自然に、記憶の伝承って行われるんじゃなかろうかと思ったりしたんだよね。
 自分がコミュ障なので全体的に人との対話を諦めがちではあるんだけど、それはそれ。
 それとまた別に、どんなに事実を簡潔に述べた所で、誰かしらが文字にした、言葉にしだけでもう、事実とは何かしら異なった物になってるんだよなっていう。人を介した事実の伝承は、やはりもう事実とはどこか違っていて、正直、写真や動画でさえもたぶんもう事実とは違ってるはずなんだよ。
 だからこそ、体験していない高校生が描く原爆体験の絵に、壮絶な切迫感やリアルさがあって、まるで体験してきた人の絵であるかのように、胸に迫ってくるじゃないかとか。
 実体験している人の言葉はもちろん強いけれど、体験していなくとも、体験者に真剣に寄り添った人が表現するそれには、実体験に負けない力があると思った次第。

 とかなんかいろいろ考えたけどまとまってはいないのですが、ちょっと考え方が変わったというか、時代の流れで色々形を変えつつも、記憶は伝承されていくもののような気がして、なんかこう大丈夫って気持ちにもなったりした。

 先日、核兵器禁止条約が、国連本部で開かれた条約制定交渉会議で採択されたのは、本当に大きな一歩だけど、日本は署名しないやら、総理は式典で言及しないやらいろいろまだまだだけどでもそれもまたわからなくもないっていうもにょもにょー(´・ω・`)
posted by しむ2 at 22:22| Comment(0) | TVとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月11日

DVDが欲しいがしかし。

 いつの間にか新年度になってるとか超時間たつの早くておばちゃん感を肌で感じてる。

 昨年度は、2度観に行ってもまだ足りないくらいだった「シン・ゴジラ」、田舎なので上映が遅れて待ちに待ってようやく観に行けた「この世界の片隅に」、どちらも最高に心揺さぶられ、かつ楽しめる良い作品に出会えました。
 実際、ゴジラは、日本アカデミー賞の優秀作品賞、この世界〜は、優秀アニメーション作品賞を受賞しましたしね。普段特に賞云々気にしませんが、ドハマりした作品の受賞はすごく嬉しい。

 ドラマも何気に、家売る女、校閲ガール、逃げ恥、カルテット、精霊の守り人、真田丸、ドラマは普段何となく見かけてる感じなので思い出せる作品がこれだけあるのも珍しい。
 そう言えば「ゆとりですがなにか」も面白かった。個人的に超豊作感ある。

 そしてアニメも、OVA版を編集し直した、ガンダムUC面白かったし。
 OAV版を何度も見まくってるのに、結局毎週かかさず見てしまった。とりあえず何度目でもマリーダさんで号泣する。

 更にドハマりしたのは、先日最終回を迎えた「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」。
 ガンダムシリーズで初めて本編中に主人公が亡くなったんじゃなかろうか…正直見てないシリーズもあるのではっきりしないけど、覚えがない。
 主人公…というか主要人物ほぼ亡くなるってシナリオもさすがにいたたまれず。
 最後の方は今週は誰が消えるのかとお腹が痛くなるくらいの不安が押し寄せ、いやまてもう誰もいなくならないでくれとガチで懇願しながら観るっていう……何その拷問レベルの視聴姿勢気持ち悪いって自分でもわかってたけど止まらないくらい、登場人物の生きざまがあまりにも痛々しくて、最後まで見ずにはいられなかった。
 主人公すら亡くなる最悪のEDと言う人もいるのですが、あまりにも若くして天に駆け上っていった彼らが、命を懸けて、仲間や家族に色々な形の「未来」を残せた事がわかるEDは、大きな救いがあったように思います。
 また、みな過去を飲み込み前を向き、明るい道を歩み始める中、過去を背負い復讐という闇に向かって走りだすしかなかった彼の存在もまた、ある意味、救いでした。誰もが割り切って前を向けるわけじゃないのです。
 けど、この先の物語があるとしたら、あれだけの強い絆で繋がっていた彼らなのに、光の道を行く者と、影を行く者とは、どこかで敵対する事が出てくるのではなかろうかとかぼんやり考えるけどでも、逆に協力し合える展開もあるかとか、空想が止まらなくて気持ちが悪いですが、しかし楽しいのでヨシ。

 そんなわけで珍しくDVDが欲しいのですがしかし、最終話に続くにつれ、お腹痛くなるんだろうなとか考えると購入までいかない気がしてる……(´・ω・`)

とりあえず鉄血特集の載ってる雑誌買ってくる!
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2016年08月22日

オリンピック閉会式の。

閉会式の日本のプロモーションがたまらんかったので張ってみ…たけどこのブログから直は見れなかったので、NHKのサイトのリンクを。

【ハイライト】2020へ期待高まる!トーキョーショー | NHKリオデジャネイロオリンピック

オリンピックは開会式から閉会式まで、まるっと楽しかった。
マイナースポーツや、放映時間的に地上波で見るのが難しい競技なんかも、NHKのオリンピックサイトの動画アーカイブでまるっと見れるわ、ピンポイントで見れるわ、至れり尽くせりでした。
閉会したけど、NHKのサイトではまだいろいろ動画が見れるっぽいので、見逃してた競技を見ていきたい。近代五種とか馬術とか自転車系。あと陸上の走り高跳びとか投てきとかのフィールド競技な!

そして次はパラリンピックが待ち遠しい。
posted by しむ2 at 21:52| Comment(0) | TrackBack(0) | TVとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月10日

あけても紅白。

あけました。

 あけてから録画した紅白視聴。2回も。
 31日もオンタイムでざっくり見てたのに。
 椎名林檎の演出が格好良すぎてほぼ事変ゆえに保存版とか、小林幸子のラスボス感と弾幕フォントすげえ保存版とか、津軽三味線と石川さゆりコラボの迫力、藤あや子と乃木坂と夏まゆみコラボは抜群のエロスとか、AKBの手品の監修プリンセス天功、Perfume安定の演出、初μ'sも楽しかったり、アニメ紅白の声優豪華すぎてときめいたり、高橋真梨子の五番街のマリーへからのおまけの桃色吐息、ゲス乙女の衣装が私以外私じゃない衣装だったり、裏トークのバナナマン面白すぎで久保田アナ泣きすぎで西川さんの熱唱上手すぎてひでえ!!>もちろん良い意味で
 他にも面白い細かいネタがいっぱいだったのだけど、確かにそれ当日わたわたっとしてみてるとそこまで気づかないんだよなーとか。番組自体生で大急ぎで進行してる感あるしなー。もう少しまったりできてもいいんじゃないのだろうかなーとか。それはそれで中だるむかー。
 毎年新しい事も挑戦してはいるけど中々伝わらんというか…長寿番組が面白さ楽しさを保つのは難しいですね。
 世の中的に地味だつまんねって前評判だったし、実際視聴率も最低だったそうなのですが、個人的にかなり見所のある楽しい紅白でした。楽しかったっす。
 サブカル系好きとか、アラフォー以上世代は結構楽しいコンテンツ多かった気がするけどね。

 完全に余談だけど、紅白で桃色吐息の「海の色に染まるギリシャのワイン」って歌詞を聞いて、昨年読んだ「古代ギリシャのリアル」を思い出してた。
 本書のコラムによると、古代ギリシャ人の色彩表現で言うと、海はワイン色だったそうで。
 と言うのも、現代で言う「色」とは純粋に「色相」の違いが第一ですが、古代ギリシャ人にとっての「色」とは「明度」や「彩度」の違いが大きく、物の質感や性質を現す事があるため、流れたり動いたりするものに使われる「紫(ワイン色)」が海の色として当てられてたとか。
 現代的には、グラスに注いだワインに海の色(景色か何か)が映るような情景描写なのかなと思ったりしてたのですが、古代ギリシャ的には、染まるも何も海もまたワイン色ですけど何か?って事になるのだなと…。
 この本も著者もむみゃくちゃおもろーなので、いつかブログネタで本の感想とか書きたい。

 今年は良い年であるといいなー。
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2014年02月24日

オリンピックおわたー。

 開会式も閉会式も見たったー楽しかったー。
 開会式の方が盛大な感じがするけど、閉会式は参加選手がリラックスしててほっこりする(*´∀`*)

 今回はいつもの五輪よりテレビでいろいろな種目のいいとこたくさん見れた気がする。時差の関係で録画放送充実してたのか、日本選手の活躍してくれたおかげでダイジェストがたくさん放送されたのか、理由は良くわからないけど、でも印象深い種目が多かったし、どれも見ていてワクワクした。10年以上寒いのが嫌いでウインタースポーツなんかやりたいとも思わなかったんだけど、今回の五輪見てたら猛烈にスキーでもスノボでもスケートでも何でも良いから体を動かしたくなった。
 いい年のおばちゃんすらそう思うわけで、子供とか見たらすげーかっけーやりたーい!とか思うんだろうなとかぼんやり思いました。一流選手の本気は必ず伝わるものがあるんだなと。
 選手の皆さんお疲れ様でした!ヽ(´∀`)ノ

 オリンピックが終わって、次はパラリンピックが始まるんだなー。
 選手の皆さんがベストを尽くせるよう応援してますテレビの前で!

 五輪つながりの余談だけど。
 今回フィギュア関連のネタでとある選手の採点高すぎるって話があったんだけど、その根拠が誤ったルールで展開されててちょとおかしいんだが、知らない人が見ればなるほどけしからん!って思っちゃう話に仕上がってるのがなんだか…鵜呑みにする前にちょっとルール確認してみるとあれって思うと思うの(´・ω・`)
posted by しむ2 at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | TVとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月02日

テルマエ・ロマエ

 アニメの「テルマエ・ロマエ」がすんげー面白い(爆)
 FLASHアニメだったんだな…背後の小ネタやらテンポがやたらと面白い。
 エグゼクティブディレクターのFROGMANって人のルシウス声が良い。
 つかサニーって言うか内田さんが平たい顔族の声とかやってるし。
 なぜDVDに焼けないタイプのHDDに録画してしまったのか…orz
 
 しかしモバゲのテルマエはちょと面白くない。
 ルシウス現れないし…orz
 もう少しレベルが上がったら楽しくなるだろうか。

 なんとなく温泉に行きたくなった。
 そして映画も観に行きたくなった。
posted by しむ2 at 16:34| Comment(0) | TrackBack(0) | TVとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月21日

なでしこ@民放

にわかだけども、なでしこJAPANの勇姿を朝から観戦してたクチです。
ドイツ戦から強豪に当たりまくりで、でもどれも手に汗握る好ゲーム。
これまでの揺るがぬ王者アメリカとの決勝を制して、世界の頂点。
加えて、澤選手の得点王、MVP、チームではフェアプレー賞も。
澤選手も日本代表もおめでとうと心から思うのです。

性別によらず、サッカーで日本が世界一ってのは快挙だなぁと思うし、身体が当たりまくりの団体スポーツで日本が世界一ってのもなんかすげーっす。

これで女子サッカーの裾野が日本でも広がれば良い。
小学校はスポーツ少年団とか、高校だと女子高とかで部活があったりするけど、中学はあんまないようですよね。
これを期に、中学でも女子サッカー部がある所が増えれば良いのに。
そんでもってなでしこリーグももっと知られれば良いのに。
女子のサッカー選手がせめてサッカーの事だけ考えていられる環境が整えば良いのに。
とか、にわかながらそんな事を思ったります。

でだ。

昨日はなでしこさんたち、某民放の情報番組でずっぱりでした。
なんで某民放って、彼氏とか結婚とか、セクハラ的な恋愛ネタばっかで押しまくるんだろ。
偉業を成し遂げたばかりのお疲れの選手を長時間拘束しておいて、サッカーネタそこそこに恋愛ネタばっかムチャブリされても、見てる方はぶっちゃけ引くよなぁ…。
せめてなでしこリーグの宣伝とかしてくれたら良いのにスルーだったし。
どんな番組だろうと全国ネットな訳で、なでしこさんたちが出演すれば少なからず女子サッカーの宣伝にはなるのかもしれないけどなぁ…なんだか腑に落ちない放送だった。

この局、今回決勝を放送してた時も一番良い絵になるだろう、表彰式すっとばしたしね。
元々フィギュアの放送でこの局って残念だなと思ってたけど、サッカーも残念なんだね。

なんかこれだけでなくてTVの情報って、どんどん受け手の知りたい情報からずれてきてる気がする。
ネットでみかける素人さんブログ記事とかの方がよっぽど気の利いた情報を発信してくれてる。
もうTVって、情報発信源としては王者じゃないんだなぁ。と改めて思った。
posted by しむ2 at 21:38| Comment(0) | TrackBack(0) | TVとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月24日

カンヌ金賞受賞@JR九州CM。

 JR九州の新幹線開通を祝うCMが、カンヌ国際広告祭のアウトドア部門で金賞受賞。
 ついでに、メディア部門でも銀賞を受賞したそうだ☆

 3月12日の開通に合わせて作られたCMだったんだけど、震災の影響で放送を自粛、3日間しか放送されなかった幻のCM。
 でもなんか胸が熱くなるぜ!的な口コミでyoutubeの視聴回数200万回越えとか。
 私もyoutubeで何度も見て、うるうるっとさせられてしまった人間の一人です。
 そんな訳で、全く自分には関係ないながら、嬉しい受賞のニュースでした。
 そしてまたCMを一気見中。

 新幹線CMイベントの公式ページからも行けるけど、直接「九州新幹線全線開業CM集(YouTube公式)」にもリンク張ってみる。
 開通前に流れたCMから開通後の本編CMまで色々見られて楽しい。

 受賞おめでたいねー。
 これでまた色んな人が見てくれると嬉しいね。
posted by しむ2 at 09:28| Comment(0) | TrackBack(0) | TVとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月05日

エガちゃんに感動。

 エガちゃんに感動。
 話題になった震災支援の話ももちろんだけど、電話のやり取りとか全部。

「江頭2:50のピーピーピーするぞ!」第135回 東日本大震災
 
posted by しむ2 at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | TVとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月01日

戦国鍋TV。

エイプリルフールネタを追ってる最中たまたま見かけたし。
これも超手間掛かった何かのネタなのか?かと思ったら本物でした。
『戦国鍋TV〜なんとなく歴史が学べる映像〜』と言う番組があるらしい。

GO!天正遣欧少年使節
 
 見ると天正遣欧少年使節の事がなんとなくわかるっぽい。

敦盛2011
 
 見ると信長と蘭丸の事がなんとなくわかるっぽい。<で良いのか?
 楽市楽座ノーサンキューが頭から離れない…。

良く判らんけど他にも色々なバージョンの歌があるらしい。
歌以外にも色んなネタがあるらしい。
この番組こっちでもやってくれないだろうか。
面白いものを見つけた。
エイプリルフール関係ないけど満足。
posted by しむ2 at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | TVとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月30日

W杯。

 ちょっと…ねむいデス。
 昨夜はW杯 対パラグアイ戦をTV観戦してました。
 4年に1度のにわかファンです。こんにちわ。
 視聴率は関東で57.3%、関西で54.1%。瞬間最大視聴率は関東、関西ともに60%を越えたそうだ。
 きっと日本人の半分くらいの人が今日は眠いに違いない<ヲイ

 延長含めて120分。
 1秒たりとも目が離せない壮絶な熱戦、激戦。日本選手1人1人、プレーの1つ1つに、胸を熱くさせられる、心打たれる、魂の総力戦でした。
 そんな試合の勝敗がPKに委ねられてしまうのは、仕方がないって判っていても切なかった。
試合終了後、感動と切なさとでなんだか泣けてしまった。

 監督や日本選手のみなさんには、胸を張って帰ってきて欲しいです。
 おつかされまでした。

 日本のベスト16は決定しましたが、W杯はまだ終ってないのでね。
 最後まで楽しみたいと思います。
 アルゼンチンとドイツの試合が個人的には目下一番の楽しみ。若いドイツの爆発力と不安定さが、にわか素人には全然先が見えなくて興味がそそられるのです。
ラベル:W杯
posted by しむ2 at 11:29| Comment(0) | TrackBack(0) | TVとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月31日

アメトークのかえる。

 アメトークでちょいちょいいらっさるかえる。
 かえるのピクルスと言うらしい。

 カエル.JPG

 ゲットしました。
 座る姿が、めちゃめちゃかわいいんだぜ☆
posted by しむ2 at 18:41| Comment(0) | TrackBack(0) | TVとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月21日

『モテキ』ドラマ化☆

 久保ミツロウの『モテキ』がドラマ化っ?!
 マジで?!うっそ!観る観るっ!!!!

 と思ったら、テレ東なのか。
 観れねぇじゃん…>orz

 「モテキ」TVドラマ化、7月から放映!フジ役は森山未來

 この見出し見た時、何気にフジのドラマかと思った。
 「フジ役」の部分が誤解の元。私の目と脳みそ残念賞。
posted by しむ2 at 14:30| Comment(0) | TrackBack(0) | TVとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月28日

長洲1位を。

フィギュアにさほど興味のない旦那。

長州(ちょうしゅう)1位。

と読み違えて何事かと思ったらしい。

ってな、フィギュア世界選手権。
高橋選手おめでとう。
演技はもちろんですが、競技姿勢に惚れますわ。
女子フリーも楽しみだ。
ショートはほんと長洲選手良かったねぇ。
将来楽しみですね☆な選手多すぎでウハウハだ。


世界選手権とえいば先日までカーリング女子もちらほら見てたりしてましたが、チーム青森は調子が上がらない感じですたね>orz
今後のお話がぼんやり微妙な気配とかニュースで見かけたりしますけども…そんなで、みなさんモチベがあがらないままだったんだろかなぁ。
posted by しむ2 at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | TVとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月05日

エキシビジョンまでがフィギュアです。

 家に帰るまでが遠足であるように。
 フィギュアはエキシビジョンまでがフィギュアです。

 録画してたオリンピックフィギュアのエキシビジョンを見たんだぜ☆
 各種目の上位選手(4位まで…ですよね?)と開催国の選手の、競技中とはまた違う、リラックスした演技を堪能しました。
 競技と違って制約がない分、得意技コンボみたいな事もしてくれちゃうんで、まー見ごたえありますわ。見てる方もハラハラ感なしで純粋に演技を楽しめるのもエキシビジョンのいいとこだ。

 エキシビジョンは楽しい。
 男子の4回転や女子の3回転半が無くても。
 とは言え競技の中、それが無ければ、どれだけ美しいスケーティングを見れたとして、やっぱりさびしいなぁと思う。
 個人的には、ジャンプよりステップやスピンが上手い選手や、他にもスピード感があるとか、技のつなぎが抜群とか、上半身のフリカッケーとか、ジャンプも回転数より高さや前後の滑らかさに長けているとか、そんな選手に心を惹かれるのですが…それでもやっぱり4回転や3回転半ってジャンプには華があると思うし、リスク含んで跳んでくる選手にはアスリートとしての美学を感じる。ぶっちゃけカッコイイ。
 でも逆に跳ばないから云々とも思わない。跳ぶ跳ばないは選手の自由だし、跳べない選手が他の要素で補える道がある今の採点方法も決して悪くはないと思うし、跳ばない王者も全然アリだと思う。
 けど、ジャンプの失敗リスクが高すぎる、4回転や3回転半の難易度の高いジャンプが正当な評価を受けていない、そんな今の採点方法には疑問を感じるのも事実で…今後改定してって欲しいなぁ。
 折角技がここまで進化したのに、後退してしまうのはスポーツとしては寂しいです。
 良い方向に向うといいなぁと思います。

 でもって録画してた閉会式も見た☆
 アヴリル・ラヴィーンとかアラニス・モリセットとかニッキーとか。好みのアーティストさんが出演してたのでウハウハ。
 チーム青森のみなさんがアヴリルにノリノリでちょと可愛かった☆
 男子フィギュアの3人組(高橋、小塚、織田)が振ってくるでっかいバルーンにものすごい勢いで走ってく姿が可愛かった☆
 どんだけバルーン叩きたかったんだろう。彼ら(笑)
 閉会式は、開会式より少しおとなし目だったけど、面白かった。次の開催国がロシアだったから、有名どころのバレエ団のみなさんの踊りも見れたしな☆

 これで遅ればせに私のオリンピック観戦週間終了しましま。
 んー…さびしい。
posted by しむ2 at 17:38| Comment(0) | TrackBack(0) | TVとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月26日

フィギュアとか。

 フィギュア女子フリー。
 見ごたえありすぎの豪華激闘。

 キム・ヨナ選手が、金メダル。
 浅田真央選手は、銀メダル。
 ジョアニー・ロシェット選手が、銅メダル。
 ここまで全員200点越え。
 なんですか、このハイレベルな戦い。
 トリノの最高は190点台…つーても採点方法がちょいちょい変わってるんで比べる意味もないですが…ハイレベルには違いない。

 …今更だけど選手つけるとなんか変だね。

 キム・ヨナの世界歴代最高得点には度肝を抜かれました。
 素人目にも完璧に滑りきったのは判ったし、構成点も高得点だろうとは思ったけど…228.56て感嘆するよりない。前にグランプリシリーズで出した最高得点って210じゃなかったっけ。あの時も衝撃的でしたけど、今回最高得点のハードルをこれでもかとあげちゃいましたよ。
 圧巻の演技、誰もが納得の金ですね。個人的に好きな選手でもあるのでおめでとうと心から。

 浅田真央ちゃんの銀メダルもまた、純粋におめでとうと思うのだけど、言いたいのだけど、でも本人が欲しかったのは金なんですよね。悔しかっただろうなぁと思うとおめでとうで良いのかどうか…。それでも三回転半をSP,FSで3回完璧に決めたのは、世界最高得点並に歴史的な事で、確実に今後の自信になるのだろうし、次はまた更に進化した彼女が見れるのはずなのです。だからやっぱりおめでとう。なのですよね。
 
 ジョアニー・ロシェットは、リンクに立っただけでもすごいのに、メダルに手が届く最高の演技。彼女の技はもちろんの事、精神力の強さに感動です。これまでも素晴らしい演技を見せてくれていた選手ですが、今回は更に心に響く演技でした。

 安藤選手は5位。前回オリンピックの雪辱を果たす演技でしたよね。この4年で、ほんとに表現力も安定感も増しました。堂々の入賞です。

 鈴木選手は8位。やーもう、好きだ。大好きだ<ヲイ
 彼女の緩急あるステップがダイスキらしいです。ものすごく楽しそうに演技されるのもまた魅力的でした。自己ベスト更新での入賞。

 そしてアメリカの長洲、フラット両選手。正直すげぇなと。早くも次世代の台頭を感じさせます。次回オリンピックも混戦必死って気が今からしてならない。

 個人的に、韓国のミンジョン選手(名前が正直うろ覚えです)のFSがレミゼだったんでとてもワクワクで見れました♪

 男子は4回転の時代が後退気味、そして女子は3回転半時代の到来を予感させる、そんな印象も残ったフィギュアでした。

 しかし日本フィギュア陣。
 男女とも出場3選手が入賞ってすげーよ。
 選手層どこまで厚いんですかって話です。
 カーリングに夢中で書きそびれてたけども、アイスダンスのリード姉弟も自己ベストマークで…つか今回ほんと良かったんだよ。弟君を初めて格好良いと思ったしっ。今後の期待値思い切り上がったさ。
 
 カーリングも楽しかったけど、フィギュアも全部まるっと楽しかった。
 オリンピックがもう少しで終ってしまうのが寂しいぜ。
posted by しむ2 at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | TVとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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